ヨル♪宮沢賢治 '19
ひとり語り芝居
『よだかの星』 他
ご挨拶
宮沢賢治はお好きですか?
私はずっと苦手でした。声に出すとこんなに面白いんだと気付いたのは、ずいぶん大人になってから。
気付いたらいてもたってもいられず、戯曲にするのではなく全文そのままで、
でも朗読ではなく、あくまでも芝居として上演しよう!と
「ひとり語り芝居 ヨル♪宮沢賢治」シリーズを始めたのが2005年。
始めた頃から、あの作品はやらないんですか? と聞かれることが多かったのが『よだかの星』です。
それは、幼い頃から違和感を覚え、苦手意識を持っていた作品でした。
その違和感をベースに、「賢治作品の生き物」と言うテーマで『セロ弾きのゴーシュ』とセットで上演したのが2014年。
今回は、少し違うテーマで。『よだかの星』とは対極にある『カイロ団長』と言う作品と共にお届けします。
『よだかの星』が鳥の世界のお話なら、『カイロ団長』は・・・・カイロカイロカイロ・・・・さて、何でしょう。
このお話、ウイスキーを飲みたくなるかもしれませんよ。
音楽は、昨年同様、本多千紘さんです。
「どなたもどうかお入りください。決してご遠慮はありません」(『注文の多い料理店』より)
お茶祭り企画 川島むー
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